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温湿度管理システムの導入方法

製品の品質保持や作業環境の改善に欠かせない温湿度管理システム。ここでは、温湿度管理システムの導入方法について紹介します。

温湿度管理システムを導入する手順

課題・要望のヒアリング

温湿度管理システムの導入過程で重要なのは、使用者の課題や要望を正確に理解することです。どのような問題を解決したいのか、どの程度の温湿度管理が必要なのか、固有の要件はあるかなど、詳細にヒアリングします。

必要に応じて現地調査の実施

ヒアリングを基にして、現地調査が実施されることがあります。この段階では、温湿度の変動が大きい場所、空調の効きにくい場所、または特別な管理が必要な場所を特定します。

この調査によって、システムの配置や設置数の決定が可能となります。現地環境や構造を把握することは、効果的なシステム導入のために欠かせません。

現地にて導入・設定

現地調査を経て、いよいよシステムの導入と設定に移ります。

この段階では、機器の搬入と設置、設定作業を実施します。特に、センサーの正確な位置決めや、システム全体の試運転は重要です。

また、使用者に対して操作方法の説明やトレーニングが行われ、システムを最大限活用するための準備を整えます。 導入後、システムは速やかに稼働を始め、使用者の温湿度管理に関するニーズを満たします。

保守・サポート

導入後、定期的な保守や必要に応じたサポートを受けられることがあります。システムに不具合が発生した場合、サポートを受けることが可能です。

また温湿度管理の要件変更や拡張の際も、追加機器の提案や既存システムの再設定をサポートしてもらえます。

温湿度管理システムを導入する際の注意点

既存設備のまま導入可能か

温湿度管理システムを導入するにあたり最初に確認すべきは、既存の設備との互換性です。多くの場合、既存設備への追加や統合には、物理的な改造やソフトウェアの更新が必要になることがあります。既存システムの詳細な仕様書を準備し、互換性や必要な調整について検討してください。

自社の温湿度管理体制に適したカスタマイズが可能か

温湿度管理システムは幅広い業界や作業環境で必要とされていますが、一つのシステムが全てのニーズを満たせるわけではありません。 自社の特定の要件に合わせてシステムをカスタマイズできるかは、導入を成功させるための重要な要素です。

自社の業種や取り扱う製品の特性を踏まえ、必要な温湿度範囲・管理の精度・報告の頻度などを明らかにして、それに適したシステムかどうかを確認すべきでしょう。また、将来的な拡張性やアップデートに対応できる柔軟性も重視して、選定作業を進めてください。

かかる費用項目を確認する

温湿度管理システムの導入には、初期投資の他にも運用費用が生じます。

具体的には、システムの設置、運用開始後の維持管理、必要に応じたシステムアップデートやカスタマイズなどの費用が挙げられます。 これら全ての費用を事前に把握し、予算計画に織り込むことで、予期せぬコスト増によるプロジェクトの遅延や中断を避けられます。

また、複数のシステム提供者から見積もりを取り、サービス内容と費用を比較検討することで、より自社に適した製品選びが可能になるでしょう。この際、単に初期費用が低いからという理由だけで決定するのではなく、長期的な視点でコストパフォーマンスを考慮した選択が求められます。

温湿度管理システムの導入について業者に相談しよう

温湿度管理システムの導入は、課題や要望のヒアリングを受けて自社に適した製品を提案してもらうことが大切です。以下のページでは、温湿度管理システム選びのポイントやおすすめの温湿度管理システムを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

手軽に導入するなら
無線×クラウド型!
ニーズ別に見る
温湿度管理システム3選

導入時に重視したい点で選ぶ
クラウド型・無線の
温湿度管理システム3選

クラウド型かつ無線タイプの、負担が少なく導入できる温湿度管理システムをピックアップ。導入時に重視したい点ごとに3社を紹介します。

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温度みはるくん
共信冷熱
共信冷熱公式サイト
引用元:温度みはるくん公式サイト(https://kyoshinn.co.jp/ondomiharukun/)
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  • 冷凍冷蔵設備の施工や修理を35年以上(※1)行う会社が24時間365日体制でサポート
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  • 月額1,000円でレンタル可能(※2)

実績数No.1(※2)!運用形態に
合わせてカスタマイズしたい

コルソス CSDJ-A
NECプラットフォームズ
コルソス CSDJ-A NECプラットフォームズ
引用元:NECプラットフォームズ公式サイト(https://www.necplatforms.co.jp/solution/i-iot/csdj-a/haccp.html)
特徴
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  • 発売以来、10万セット以上の採用実績あり(※3)
  • システム拡張や各種センサーとの組み合わせなど、柔軟なカスタマイズが可能
  • 運用状況に応じたセンサの選択が可能

初期費用0円(※3)!
サポートデスクが随時モニタリング

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タイムマシーン
ACALA/タイムマシーン
引用元:タイムマシーン公式サイト(https://tmcn.jp/)
特徴
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  • サポートデスクが電池残量をモニタリングし、必要なタイミングで新しいセンサーを郵送
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【選定条件】
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・温度みはるくん/共信冷熱:唯一、冷蔵・冷凍設備業者が開発している
・コルソス CSDJ-A/NECプラットフォームズ:1972年の端末発売以来、シリーズ累計10万セット以上販売と実績数が一番多い(※2)
・ACALA/タイムマシーン:唯一、初期費用が0円(※3)

※1:1984年設立。参照元:共信冷熱公式サイト(https://kyoshinn.co.jp/company/
※2:別途通信管理費等がかかります
※3:2022年7月19日閲覧時点。参照元:NECプラットフォームズ(https://www.necplatforms.co.jp/solution/i-iot/csdj-a/haccp.html
※4:設置現場に訪問して設置サポートを受ける場合は、別途費用が発生します。

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