位置機能を把握できるGPSを温湿度管理システムに活用すると、主に移送中の製品の品質管理に役立てることができます。リアルタイムでデータの把握ができるため、トラブルにも迅速な対応が可能です。ここでは、GPSを利用した温湿度管理システムについて紹介します。
温湿度管理システムにGPS機能を搭載した場合、冷凍品や冷蔵品、医薬品など、温度管理が必要とされる製品の輸送時に、異常がないかリアルタイムでチェックできます。運送中の貨物が適切な温湿度環境で保たれているか常に確認できるため、製品の品質維持や劣化防止に役立てられます。
GPSで取得できる位置情報と温湿度の連携したデータを収集し、分析することで、特定の地域や時間帯で発生する環境の変動をある程度把握できるようになります。長期的なデータを蓄積することで、季節ごとの傾向の予測や、特定の地形を通過する際の温度や湿度変化の把握ができるようになるでしょう。
蓄積し分析したデータは、移送時に使用する保管設備の改善や、各地域に設置する保管庫の改良に活かすことで、製品の品質保持につなげられます。特に食品や農産物、医薬品など、消費者が直接手に取る商品の品質向上はトラブル防止にもつながります。
iPS細胞などの輸送が求められる再生医療分野では、−196℃程度を保った状態で医療製品を輸送する必要があります。輸送時の厳格な定温保持も求められるため、−196℃程度を維持する「液体窒素輸送容器」と、低温に対応できるGPS機能搭載の温湿度管理システムは、医療現場で活用されているシステムです。
参照元:TOPPANエッジ株式会社公式HP(https://www.edge.toppan.com/ontrasys/product/sensing/ontrasys_tag.html)
食品の取り扱いにおいて、生産者の商品を直接消費者に届けるサービスでも、GPS機能搭載の温湿度管理システムは活躍しています。生鮮食品の物流において温湿度管理は常に課題ですが、温湿度管理システムからデータをリアルタイムで把握することで、商品の鮮度に問題がないか、製品が傷んでしまう環境になっていないかをチェックできます。また、位置情報を含めたデータを把握することで、トラブルが起きた場合も迅速に対応することが可能です。
参照元:株式会社ソラコム公式HP(https://blog.soracom.com/ja-jp/2022/06/06/iot-device-workshop/)
GPS機能を搭載した温湿度管理システムは、製品輸送など物流時に活躍するシステムです。医療分野の物流に特化したシステム、生鮮食品の物流に特化したシステムなど、どのような製品を輸送するかで適したシステムは異なります。導入を検討している場合は、どの分野の製品に活用するかを考慮したうえで導入するシステムを比較するのが良いでしょう。
手軽に導入するなら
無線×クラウド型!
ニーズ別に見る
温湿度管理システム3選
クラウド型かつ無線タイプの、負担が少なく導入できる温湿度管理システムをピックアップ。導入時に重視したい点ごとに3社を紹介します。
冷蔵・冷凍設備業者が開発!
月額1,000円でレンタル可能
実績数No.1(※2)!運用形態に
合わせてカスタマイズしたい
初期費用0円(※3)!
サポートデスクが随時モニタリング
【選定条件】
Google検索「温湿度管理システム」で検索した際、冷蔵庫・冷凍庫向けの温湿度管理システムを取り扱う会社として表示される27社のうち、無線・クラウド型であることが明記されている19社の中から各条件にて選定(2022年7月19日時点)。
・温度みはるくん/共信冷熱:唯一、冷蔵・冷凍設備業者が開発している
・コルソス CSDJ-A/NECプラットフォームズ:1972年の端末発売以来、シリーズ累計10万セット以上販売と実績数が一番多い(※2)
・ACALA/タイムマシーン:唯一、初期費用が0円(※3)
※1:1984年設立。参照元:共信冷熱公式サイト(https://kyoshinn.co.jp/company/)
※2:別途通信管理費等がかかります
※3:2022年7月19日閲覧時点。参照元:NECプラットフォームズ(https://www.necplatforms.co.jp/solution/i-iot/csdj-a/haccp.html)
※4:設置現場に訪問して設置サポートを受ける場合は、別途費用が発生します。