本サイト【オシカンナビ】では時間と場所に捉われず監視でき、設置も簡単なクラウド型・無線タイプの冷蔵・冷凍庫向け温湿度管理システム19製品を徹底調査し、おすすめの製品を紹介しています。システム選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
温湿度管理システムのデータ保存方法は大きく分けて2種類。SDカードやUSBに記録するタイプと、インターネットを介してクラウドに記録するクラウド型があります。
設置する機器を最小限に抑えたいという場合は、コンパクトなSDカードやUSBに記録するタイプがおすすめ。
絶え間なくモニタリングし、異常が発生した際にすぐ通知を受け取りたいなら、クラウド型が便利です。PC、タブレット、スマートフォンなどの端末を問わず、クラウド上でいつどこにいても温湿度が監視できるので、いちいち現場に行く手間は必要ありません。
温湿度管理システムの設置方法も、有線と無線の2種類に分けられます。
有線タイプは安定性に優れているのが特徴。しかし配線が必須のため、大幅なレイアウトや工事を行う必要があります。
一方、無線タイプであれば温湿度センサーを冷蔵庫・冷凍庫内に、本体をセンサーと通信できる場所にそれぞれ設置するだけ。
安定性は使用している通信規格やバッテリーによって異なるため、通信が途切れにくい規格を用いているか、長期間稼働するバッテリーかどうかを事前に確認するようにしましょう。
温湿度管理システムを手軽に導入し、導入後の使いやすさも求めるなら、機器の設置が容易な無線タイプと、いつどこからでも温湿度を監視でき、異常時の通知がすぐ受け取れるクラウド型の両方を兼ね備えているタイプがおすすめです。
この2つを踏まえて、重視するポイントごとに自社に合った温湿度管理システムを選択するとよいでしょう。
クラウド型かつ無線タイプの、負担が少なく導入できる温湿度管理システムをピックアップ。導入時に重視したい点ごとに3社を紹介します。
冷蔵・冷凍設備業者が開発!
月額1,000円でレンタル可能
実績数No.1(※2)!運用形態に
合わせてカスタマイズしたい
初期費用0円(※4)!
サポートデスクが随時モニタリング
【選定条件】
Google検索「温湿度管理システム」で検索した際、冷蔵庫・冷凍庫向けの温湿度管理システムを取り扱う会社として表示される27社のうち、無線・クラウド型であることが明記されている19社の中から各条件にて選定(2022年7月19日時点)。
・温度みはるくん/共信冷熱:唯一、冷蔵・冷凍設備業者が開発している
・コルソス CSDJ-A/NECプラットフォームズ:1972年の端末発売以来、シリーズ累計10万セット以上販売と実績数が一番多い(※2)
・ACALA/タイムマシーン:唯一、初期費用が0円(※3)
※1:1984年設立。参照元:共信冷熱公式サイト(https://kyoshinn.co.jp/company/)
※2:別途通信管理費等がかかります
※3:2022年7月19日閲覧時点。参照元:NECプラットフォームズ(https://www.necplatforms.co.jp/solution/i-iot/csdj-a/haccp.html)
※4:設置現場に訪問して設置サポートを受ける場合は、別途費用が発生します。
温度みはるくんの機能
細かく異常をキャッチできる
正確性の高いシステム
温度みはるくんは5分おきと高頻度でデータを送信するため、ちょっとした異常に気付きやすくなり、早めに対策することができます。測定精度も温度±0.2℃、湿度±2%と誤差がほとんどない高性能です。
温度みはるくんの開発を行った共信冷熱は、35年以上に渡って冷蔵・冷凍設備の施工や修理を24時間365日体制で手掛ける会社。そのため、冷蔵庫・冷凍庫に異常が起きた際は共信冷熱に修理を依頼することもできます。
他の無線と干渉しにくい
無線規格を採用
使用しているのは、Zigbee(ジグビー)という規格の無線。ハチの巣状の無線ネットワークで接続するシステムで、Wi-FiやBluetoothといった一般的に使用される他の無線とも干渉しにくいのが特徴です。
加えて、万が一機器にトラブルが生じても自動で適した接続に切り替えてくれます。通信が途絶えるリスクが低いのも大きな魅力です。Zigbeeを利用した温湿度管理システムとして特許も取得しています(※)。
無線通信の種類 | Zigbee |
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中継器1台あたりのセンサー接続台数 | 88個 |
測定温度範囲 | -40~70℃ |
測定湿度範囲 | 公式サイトに記載なし |
測定精度 | 温度:±0.2℃ 湿度:±2% |
データ送信間隔 | 5分おき |
初期費用
公式サイトに記載なし
月額費用
温湿度センサー:880円(税込)
リピーター:880円(税込)
データ管理費+通信費:11,000円(税込)
温湿度管理の救世主
これまで計測機を持ち歩いて館内の温度と湿度を計測し、紙に記録していたので、人の負担が大きく管理体制の見直しを検討していました。新聞記事を読み「温度みはるくん」を知り、すぐに連絡しました。
現在では人の負担が減り、懸念していたHACCP資料も作れて大変助かっております。知り合いに話したところ、皆さん大変興味を持たれています。
参照元:温度みはるくん公式サイト(https://kyoshinn.co.jp/ondomiharukun/)
温湿度管理のDX化!
人件費の削減を達成
他社で検討していましたが、コストが気になり保留にしていました。社員より「温度みはるくん」の報告を受けて、早速お話を伺いました。本社から日曜日でも冷蔵庫の温度が分かるのは安心です。
おかげで週末、担当者が見に行かなくて済むようになりました。人件費の削減にも繋がり、業務効率化ができて大変助かっています。
参照元:温度みはるくん公式サイト(https://kyoshinn.co.jp/ondomiharukun/)
共信冷熱は、冷蔵・冷凍設備の施工やメンテナンスを行う会社として創業。現在は冷蔵・冷凍設備だけでなく、空調換気設備やクリーンルーム、太陽光発電設備など幅広く手掛けています。
同社の基本方針は「お客様第一主義」「環境整備の徹底」「クレーム最優先」。販売から保守、修理、メンテナンスまで責任を持って対応するという信念のもと、創業当時より年中無休・24時間体制でお客様のサポートを行っています。
会社名 | 共信冷熱株式会社 |
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所在地 | 本社:山梨県甲府市大里町1094 西東京支店:東京都八王子市大和田町1-14-8 町田営業所:東京都町田市大蔵町337-1 鶴川第2工藤ビル 2F 203-B号室 |
対応エリア | 山梨県、東京都八王子市、町田市 |
営業時間 | 24時間対応 |
定休日 | 年中無休 |
電話番号 | 本社:055-241-4711 西東京支店:042-660-1321 町田営業所:公式サイトに記載なし |
URL | https://kyoshinn.co.jp/ |
コルソス CSDJ-Aの機能
豊富な採用実績を持つシステム
コルソス CSDJ-Aは発売以来、シリーズ累計10万セット以上と豊富な採用実績を誇る温湿度管理システムです(※)。A4サイズとコンパクトなため、狭い場所でも利用できます。
カスタマイズ性に優れており、スタンドアロン運用や上位システムとの連携によるシステム拡張など、設置場所の規模や状況に合わせて柔軟に運用形態を変更できます。
柔軟な温度監視が可能
コルソス CSDJ-Aは、5つの温度域値を設定でき、温度変化をきめ細かく監視できます。 温度異常が感知されると、メールでの通報に加えて、音声での通報も可能です。
現場のスタッフのみならず管理者にもすぐに通知が行くため、迅速な改善措置を行うことができます。このようにコルソス CSDJ-Aは、フレキシブルな温度管理と異常時の警報で、食材等の品質維持に貢献しています。
無線通信の種類 | Enocean |
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中継器1台あたりのセンサー接続台数 | 20台 |
測定温度範囲 | 公式サイトに記載なし |
測定湿度範囲 | 公式サイトに記載なし |
測定精度 | 公式サイトに記載なし |
データ送信間隔 | 公式サイトに記載なし |
初期費用
公式サイトに記載なし
月額費用
公式サイトに記載なし
コルソス CSDJ-Aの導入事例は見つかりませんでした。
NECプラットフォームズは、ICTシステム機器の開発・製造および販売と、設置・保守、またシステムソリューションを手掛ける企業です。
オフィスのスマート・コミュニケーション環境の構築、外食産業における情報発信、製造業における設備の稼働状況や予防保全、進捗管理など、幅広い領域でデジタルトランスフォーメーションの支援を行っています。
会社名 | NECプラットフォームズ株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都千代田区神田司町2-3 |
対応エリア | 公式サイトに記載なし |
営業時間 | 公式サイトに記載なし |
定休日 | 公式サイトに記載なし |
電話番号 | 03-3259-1311 |
URL | https://www.necplatforms.co.jp/ |
ACALAの機能
初期費用不要で気軽に導入できる
ACALAの注目ポイントは、何と言っても初期費用が0円ということ。ハードウェア機器、管理費も含め、運用費として月額で支払うことで使用できます。導入時のハードルを下げたいという方におすすめです。 また無線タイプのため、設置の際はセンサーを冷蔵庫・冷凍庫内に置くだけ。配線やネットワークの設定も不要で、簡単に導入できます。
高い機能と簡単なメンテナンスで
スムーズな運用
ACALAは、24時間の遠隔モニタリング、異常時のアラート通知、帳票の自動作成と便利な機能を取り揃えています。機器のメンテナンスも簡単で、防水仕様のため水洗いが可能です。
また初期設定も必要なく、設定が済んだ状態で発送されます。高機能でありながら、機器の操作なども簡単であるため、忙しい方に適した温湿度管理システムです。
無線通信の種類 | ACALA MESH |
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中継器1台あたりのセンサー接続台数 | 公式サイトに記載なし |
測定温度範囲 | −80〜200℃(温度帯によりセンサ種別が異なる) |
測定湿度範囲 | 0~90%RH |
測定精度 | 温度:±0.5℃(0~60℃)、±1.0℃(0~85℃) 湿度:3%(20~80%)、5%(0~90%) |
データ送信間隔 | 1分おき |
初期費用
0円(設置現場に訪問して設置サポートを受ける場合は、別途費用が発生します。)
月額費用
公式サイトに記載なし
異常にすぐ対応できる
(前略)現在は熟成庫内に全部で8箇所、ACALAを設置して、8℃以上になった場合は警告メールが送信されるように設定しています。以前、実際に警告メールが飛んできたのですが、現場に駆けつけてみるとちょうどデフロスター(霜取り)と搬入の作業中でした。設置前は霜取りの時の温度変化の推移はわからなかったので、こういうときに本当に便利だと思います。ACALAを取り付けてからは本社の方でモニタリングできるようになりましたので、作業時間の効率化が進みました。(後略)
理想の湿度が維持できるようになった
(前略)葉巻の管理は湿度が命です。(中略)以前は、失敗しないように、下がりすぎないよう、上がりすぎないよう、湿度計をランダムに入れ替えたりデータをこまめにとったりと大変だったのですが、ACALAで管理するようになってから、その手間がなくなり、代わりにパソコンで見られるようになったので、すごく楽になりました。
今は非常に安定していますし、自分たちの理想通り70~72%で湿度を調節できています。
タイムマシーンは、コンピュータハードウェア及びソフトウェアの企画と開発、販売、レンタルや輸出入を主に手掛ける企業。
薬局における調剤業務を監視するシステムの開発から始まり、温度管理システムに防水の無線システムを組み合わせることで、食品製造現場での利用価値を高めていきました。同社のシステムは現在、医療現場、食品工場、飲食店などで幅広く利用されています。
会社名 | タイムマシーン株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都中央区日本橋人形町1-5-5 芳町ビル 2F |
対応エリア | 公式サイトに記載なし |
営業時間 | 公式サイトに記載なし |
定休日 | 公式サイトに記載なし |
電話番号 | 03-6264-8603 |
URL | https://tmcn.jp/ |
HACCPでは冷蔵庫の温度を管理し、記録することが求められます。その温度記録を、手書きで行っており、手間に感じている方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方に向けてもっと簡単に冷蔵庫の温度管理表を作成する方法を、実際の温度管理システムの画面をお見せしながら紹介します。
温湿度管理システムとは、冷蔵庫などの温度と湿度のモニタリングと記録を自動化する機器です。HACCPやGDPの管理を楽にする温度管理とカビの発生抑制に役立つ湿度管理の機能を有しています。
以下のページでは、温湿度管理システムとはどういうものか、どんなメリットがあるのかを詳しく解説しています。
小売店では多品種の食品を扱うため、それぞれに適した温度管理を実施することが必要です。その一つひとつを人の手で行えば、多くの手間と時間を要します。HACCPの重要管理点の設定は必要ないことが多いですが、一般衛生管理の項目として冷蔵庫や冷凍庫の温度管理が必要です。
飲食店でのHACCPは、調理の加熱工程の温度管理や冷蔵庫などの温度管理があります。冷蔵庫の温度管理は、食材の安全や品質維持のために行い、少なくとも1日一度は温度を計測し、記録します。また、カビの抑制のために湿度管理も行うとよいでしょう。
食品製造のHACCPは、加熱工程の重要管理点、冷蔵庫や冷凍庫の温度管理があります。冷蔵庫や冷凍庫の温度管理は、最低でも1日一度以上は温度計で測定し、記録する必要があるため、多くの手間と時間が必要です。また、カビ対策に湿度の管理も行いましょう。
医療分野では、医薬品の保管や輸送時に温度管理を実施します。出荷判定後から患者に届くまでに厳密な管理が法令・ガイドラインで求められているため、医薬品の保管温度を把握し、定期的にモニタリングすることが必要です。こちらでは、実際の病院での導入事例を紹介しています。
物流や倉庫で、食品を扱うときはHACCP、医薬品を扱うときはGDPに基づき、温度管理を実施します。1日に一度は温度計で測定し、記録します。また、カビの発生で製品の品質を落とすことがないように、湿度管理も実施しましょう。
冷凍・冷蔵庫はもちろん、オフィスや商業施設、病院、農業用ハウスや物流倉庫、溶液タンクなど、多岐に渡る条件に対応した温湿度管理システムです。
冷凍・冷蔵庫や調理設備、作業現場の温湿度を監視・通報する機能をワンパッケージ化した温湿度管理システムです。メールの他、音声でも通報可能。
スマートコネクト HACCP対応サービスは、冷蔵・冷凍庫や食品の温度をクラウドで一元管理が可能。他店舗のデータと自店のデータを比較して、業務改善を行うこともできます。
3種類の無線通信に対応したIoT温湿度管理システム。10mから2.5kmまでの通信距離に対応し、農地や建築現場、屋外施設などでの使用が可能です。
紀文フレッシュシステムの温湿度管理システムは、重さ20gの温度センサーを冷蔵庫やショーケースに貼り付けるだけで設置が完了。さまざまな環境で温湿度管理が可能です。
冷蔵・冷凍設備業者である共信冷熱が開発した温度みはるくんは、冷凍・冷蔵庫の機種を問わず使用可能。センサーには、通信途絶リスクが低いハチの巣状の無線ネットワークが使われています。
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